イチゴ / 熱の運搬
イチゴを温める方法
■加熱源:太陽熱、電気ヒーター他、
■熱媒体/蓄熱と熱容量:
石の比熱は概ね0.7前後。
水が最も熱容量が高いが、
石も水に匹敵するほど高い。
水は100℃以上上がらないが石は異なる。
高温になるので植物の保温媒体としては危険な面もあるが比較的長時間温度を保ち、
運搬の面でも石のほうが管理しやすい。
■地温が10℃以下になると吸水や吸肥が停止します。
■地温が25℃以上になると生育が抑制されます。
■花が咲いてから収穫までの日数は温度による影響を受け、積算温度600~700℃で収穫期に達します。
■夜間管理温度が低いほうが果実は大きくなる傾向が認められました。
■収量及び生育の面からみた場合、最低夜間温度は咲いて5~8度Cを確保するのが望ましいが、食味や大きさなど果実品質的には3~5度C程度でも差し支えはない。 頂部軟質果発生は管理温度を上げることで防止できる。 その際多湿にならないよう注意が必要である。